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『出前授業』のオファーに如何に応えるか!

 9月に入って次第に労働欄連法教育に係る所謂『出前授業』のオファーが増えて来た。講師陣がお互いに手分けして高校や大学を回って行くことにしたいと思います。今秋の特徴は、社会福祉系の学部、学科からの研究者による要請が多いことです。
 介護や看護の仕事は、いまや労働力の「売り手市場」ですが、職場の定着率は決して良いとの話はあまり聞かれません。腰痛や利用者とのトラブルなどから精神を病み退職する若者もいると聞いています。これまでの仕事は、モノと人との関係から様々なケガや病気を発症させてきました。労働安全衛生法もそのことを前提に法体系が組み立てられてきました。しかし、今や私たちの仕事は、人間を相手にサービスを提供する仕事が支配的になって、人間関係を通じて、心身の健康を損なう労働者が増えて来たように思えます。
 若者がこのような介護や看護の職場に定着するためには、労働条件や労働環境が法定に整備され、安全衛生が保障されなければなりません。しかし、それだけでは不充分です。当該職場の労働者が、共に働きやすい、風通しの良い職場環境を形成するためには、自らの主体的な営みがなければ実現は困難です。これまで私たちは、生活満足度を高めることに自らの価値を置いてきましたが、そのために互いを干渉しないことを是としてきたのではないでしょうか。職場のコミュニテーが失われたきた結果、若者は他人に対して「助けて」とも言えないし、「どうしたの」と他人を心配できなくなってしまいました。
 若者が職場に定着できるか否かは、測定できない職場環境の問題にあるようです。今の企業は、あまりにも性急すぎて、人を育てる事に自らの社会的役割を放棄してしまったかのようです。ですから、法的な権利を教える事だけが私たちNPO法人の教育活動であってはならないでしょう。人が互いに助け合って生きることの大切さを伝えることができる「出前授業」を進めたいと思います。
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